死の扱われ方

 
仕事柄 

死については

慣れている 所もあり

  その反面 敏感な 所も

あると思っています

  最近 思う

  死は みんな

平等に 訪れるのに

  死の 扱われ方は

違う…

  年齢や性別 

金銭の問題 

宗派の関係

  生前の 生き方など

  死は 平等なのに

  何か 不平等だな…

  これが 世界だったら

どうなのかな?

  肌の色の 違いや

貧富の差…

死は 平等に 訪れるのにね

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posted by サンテン at 04:54生 死

豊かで 貧しい日本

  日本は 便利で豊かです

 でも それが人を 弱くさせ

本来 あるべき

 免疫 みたいなものが

薄れている 様な 気がします

 こんなに 便利で

豊かな 日本なのに

自殺者が

年間 約 3万人

 しかし 貧困で 貧しいとされる

アフリカでは

自殺者は 1人もいません

 この違いは 何なのか?

 私は 「便利で 豊か」だからだと 思います

 便利さが 人を 麻痺させ

豊かさが 人からある

免疫を 奪っている

そう思います

何が 豊かで…

何が 貧しいのか…

豊かなのに…貧しい…

おかしくないですか!?

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posted by サンテン at 07:30生 死

生と死

お通夜の後

住職から 話が ありました

「生死」

「生」と「死」

「生死」を 縦に 書きます

「生」の 字の 一番 最後の「一」

「死」の 一番 初めの「一」

これは 一緒に なっている

生きているのも 死ぬのも 同じ(紙一重)です

生きているのではなく

多くの人に 支えられながら

生かされている

「死」しても「生」の 私達と同じ

私達も いつかは「死」する

遠くの 世界へ 行ってしまった様に

思うかも しれませんが…

「生」と「死」は いつでも 隣合せです

故人とも いつでも 一緒です  

合 掌

静かに お通夜が 終わりました

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posted by サンテン at 09:30生 死

葬儀のコースが 一種類の理由!?

セレモニー会社に

勤めていた頃

何種類も 葬儀のコースがありました

あるお宅の

打合せをしていた所

奥様が

「お父さん 一番下のコースだけど ごめんね」

と涙ながらに 布団で眠ている

ご主人に 問いかけていました

子供達も まだ小さく

「おとうさん おとうさん」

と泣きじゃくっていました

一番スタンダードなコースでした

また あるお宅の

打合せをしていると 喪主が

「とにかく 恥を かかん様にしてくれよ!葬儀屋さん」

一番高いコースでした

どちらも 大切な お客様ですが

納得が 出来ませんでした

気持ちは みんな一緒のはず

金額の差が

葬儀の見た目の差に なる様な

そんな 何種類もある コース設定が

頭の片隅で 納得出来ませんでした

みんな一緒だから

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だから 弊社では

何種類もの コース設定はありません

考えてみませんか 今のお葬式

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posted by サンテン at 06:49生 死

どう 生きるかより どう死ぬか…

今の 技術を 持ってしても

治すことの 出来ない病

例えば 末期の癌

1日でも 長く 生かせてあげたい

最期は 楽に してあげたい

賛否両論だと 思いますが

私の 考えは

限られた 命ならば最期は

楽にして あげたいと思います

海外では 生前に本人と

ご家族の 了承があれば

尊厳死という 選択もあると聞きます

尊厳死が多い 世界に比べて

日本では 殺人罪になります

本人や 身内の 気持ちより

法律の方が 重要視されています

まだまだ 難しい 問題の様です

苦しみ 衰弱する…

何日も… 死ぬまで

間の辺りにする ご家族や

医師も 本当につらいと 思います

医学は 凄い スピードで

進歩していると 聞いたことがあります

医学の 発展と 共に

「人の死」

ということに ついても

話合いが もっともっと

あって 欲しいと思います

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posted by サンテン at 08:26生 死

生前相談

ある方の 紹介で

老夫婦の お宅へ 生前相談に

お伺いをしました

今の時代 生前の

相談は めずらしくはなく

いつもの様に

話を 進めていきました

話も 終りに 差し 掛かった所

奥様が

「山下さんに こんなこと 相談しても いいものかね?」

「私に 出来ることなら 何でも相談して下さい」

気にもせず 返事をしました

その相談を 聞き

言葉を 失いました

私達夫婦には

1人の息子がいます

障害があり 施設にいます

その息子の ことが

心配で…

見送ってからじゃないと

安心して 私達も

あの世に逝けない…

もし 順番が

先でも 後でも

この息子の 最後の面倒も

お願い出来ますか…

奥様は下を向き

目には 涙が溢れていました

「あっ…はい」と言うのが 精一杯でした

私も 2人の 子供の 親として

子供を先に 見送らないと

死んでも 死にきれない…

その思いの 深さを考え

老夫婦の顔を見ると 胸が 詰まりました

家を 出た後も

しばらくは気持ちの

切替えが つきませんでしたが

自分に 出来ることは

その時は 精一杯の ことをさせて 頂こう!

そう心に 強く思いました

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posted by サンテン at 09:35生 死

一休さん

一休さん

子供の頃 アニメで

良く観ました

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室町時代に

活躍をした 実在の人物です

一休さんの 最期の言葉

「死にはせぬ どこへも行かぬここに居る
     たづねはするな ものは言わぬぞ」

死んで身体は消滅して 

目にも見えず
 
声も聞こえないが 

私はおまえの

傍らにいつも居る

「どこにも行かないよ
    あなたの心の中に いつでもいるよ」

そんな 意味じゃないかと思います

葬儀を させていただきました

皆様 少しでも

何かの為に なれば 幸いです

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posted by サンテン at 12:11生 死

数え年

 
お葬式の時の 年齢は

「数え年」で表します 

 「数え年」って何??

 亡くなられた 年齢に 1歳を 足した 数を

「数え年」と言います

 例えば 100歳で亡くなられた方は

101歳と お葬式の時は 表します

 じゃ 何で 1歳足すの?

 赤ちゃんが生まれると 何歳ですか?

 「3か月目…」とか

 「もうすぐ8カ月です…」とか 言いますよね

 これは「0歳」と言うことですよね!

 でも 仏教の 世界で これは事務的

 仏教の 世界では お母さんの お腹の中に

 お母さんのお腹に 誕生した瞬間から

「命」「生命」と考えるわけですね

 だから、お母さんの お腹から

生まれた時は「1歳」なんですね

 「生まれてくる 前から命」

当たり前のことですが 気づかされます

花も咲く前から「命」

カブトムシも 幼虫の時から「命」

ニワトリも 卵の時から「命」

ね! 当り前でしょ!!


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posted by サンテン at 11:27生 死

生死 パートⅡ

生まれた 瞬間から

死に 一歩 一歩

近づいている

間違いない

長寿 短命に

関係なく

死を迎える時 何を思うのかな?

思う時間を 迎えられないまま

死を 迎えるのかな?

もし死を感じ 迎える時が来たら

「世の中に何かを 認められたのかな?」

「何らかの功績を 残せたのかな?」

「記憶に残り 歴史に名を遺したのかな?」

どう 思うのかな?

分からないけど

「もう少し 遊びたかったな~」

「でも 楽しかったな~」

そんな感じが 良いかもね

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posted by サンテン at 08:05生 死